農業のDXを推進するために必要なこととは?農業テクノロジーサミット2021 in 九州アーカイブ動画公開

2021年1月29日に開催された農業テクノロジーサミット2021 in 九州のアーカイブを公開。農業領域でのデジタルトランスフォメーションに取り組むためのヒント満載です。

こだわり生産者が集うオンライン直売所「食べチョク」に学ぶネットを活用した販路拡大のポイント

秋元里奈さん
株式会社ビビットガーデン代表取締役社長
食べチョク 代表

神奈川県相模原市の野菜農家に生まれる。 慶應義塾大学理工学部を卒業した後、2013年に株式会社ディー・エヌ・エーへ新卒入社。webサービスのディレクター、営業チームリーダー、新規事業の立ち上げを経験した後、スマートフォンアプリのマーケティング責任者に就任し合計4部署を経験。 2016年11月に農業分野の課題に直面し株式会社ビビッドガーデンを創業。2017年5月にこだわり生産者が集うオンライン直売所「食べチョク」を立ち上げる。リリース3年で認知度/利用率No.1の生産者特化ECに成長。2019年9月と2020年4月にフジテレビ系列「セブンルール」に出演。2020年4月にアジアを代表する30歳未満の30人「Forbes 30 Under 30 Asia」に選出。2020年9月よりTBSのニュース番組「Nスタ」の水曜レギュラーコメンテーター。オンオフ問わず365日24時間着ている「食べチョクTシャツ」がトレードマーク。

株式会社ビビットガーデン
https://vivid-garden.co.jp/
食べチョク
https://www.tabechoku.com/

農業スキル伝承と人手不足を解決するテクノロジー活用方法とは?

農業スキル伝承:
諸岡譲さん
アグリクリエイティブシード株式会社代表取締役社長

現在農業を取り巻く状況は、高齢化、後継者不足等厳しい局面に直面しています。さらに、産業のグローバル化の波が国内農業にも影響を与えつつあります。しかし、これは農業のイノベーションの最大のチャンスでもあります。従来、異業種とのマッチングや生産から販売まで総合的にアドバイス、サポート出来るシステムがありませんでした。弊社は、問題解決型農業情報商社として、皆様のお役に立てるオンリーワン企業を目指します。

アグリクリエイティブシード株式会社
http://ac-seed.co.jp/


地域間人材交流:
永岡里菜さん
株式会社おてつたび代表取締役CEO

三重県尾鷲市出身。千葉大学卒業後、イベント企画・制作会社にディレクターとして入社。官公庁・日本最大手のEC企業をはじめ数多くの企業のプロモーションやイベントの企画提案・プランニング・運営を担当。退職後は、農水省と共に和食推進事業をゼロから作り上げる。その後フリーランスを経て、地域にほれ込み2018年7月に「株式会社おてつたび」を設立。

おてつたび
https://otetsutabi.com/

農業のDXに取り組むアグリテックベンチャーの挑戦

農業系ベンチャーの挑戦:

1社目

内藤祥平さん
株式会社日本農業 CEO
高校時代に自転車で日本を縦断し、農業に魅了される。後、イリノイ大学農学部に留学。鹿児島やブラジルの農場でもインターン。卒業後、マッキンゼーにて農業セクターメンバーとして活動。2016年に当社設立

2社目

伊藤 彰一さん
株式会社Agrihub CEO
2010年に都内の企業にエンジニアとして就職。2016年に就農した。ミニトマトやとうもろこし、枝豆などを1ヘクタールで栽培する農家でもある。『アグリハブ』の開発から運用までを担う。アプリは会員登録者は1万人を突破している。

3社目

飯村 一樹さん
銀座農園株式会社 代表取締役 

1974年、茨城県生まれ。日本大学生産工学部卒業後は、一級建築士としてマンション・ビルの企画・設計業務を行い、その後はインターネット上で不動産オークションを行うベンチャーにて戦略投資コンサルティング部長として不動産ファンド運営などのストラクチャードファイナンス事業に従事、東証マザーズ上場の一翼を担う。2009年に「テクノロジーで農業を豊かにする」ことを理念として、銀座農園㈱を創業。 “Smart Agriculture Spirits”をコーポレートスローガンとして、AIによる農業ロボティクスを一次産業で運用するためのデータ構築事業を主軸に、高糖度トマト・シャインマスカットといった高付加価値農産物に関する農業システムを企業等に提供している



大路 幸宗(おおじ ゆきむね)さん
株式会社スカイマティクス
社長室兼営業企画本部ゼネラルマネージャー

静岡県函南町出身。京都大学文学部日本史学専修卒業後、2014年に三菱商事株式会社へ新卒入社。宇宙航空機部にて防衛装備品のトレーディングに従事した他、 入社4年目で新規事業チームに異動となり、総合リモートセンシングの社内ベンチャー、株式会社スカイマティクス(以下「SMX」)の 立ち上げに貢献。2019年にSMXがMBOするタイミングで、三菱商事株式会社からSMXに転籍。国内では、スマート農業やスマート林業のソリューションのを企画をする他、海外でもカンボジアにて水稲向けにスマート農業プロジェクトを牽引している。「地方創生」に関心あり、プライベートでは北海道の利尻島で空き家を買い取り、 漁業法人株式会社膳のCSOに就任。利尻島の昆布漁師と 和歌山県みなべ町の農家を繋ぎ、 新たな商品開発を実行するなど 一次産業の六次化にも取り組んでいる。