日本デジタルトランスフォーメーション推進協会の前身の、日本中小企業情報化支援協議会は、日本を活性化するためには中小企業の情報化が必要という理念のもとに、地方や中小企業のIT化を推進するための人材育成、啓蒙普及活動、プロジェクトなどに10年間取り組んで参りました。
この10年間でクラウドをはじめとしたテジタル技術の進展により、企業の規模は関係なくなり、産業構造が大きく変わってきてきました。
今必要なのは、デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進することで、時代の変化に俊敏に対応できる組織への変革、顧客ニーズにあった事業創造、新しい顧客体験の創出を実現することにあると私たちは考えています。
しかしながら、多くの企業でDXの重要性は理解されているものの、業務改善やシステム刷新レベルで止まることも多く、取り組みは十分とは言えません。
当協会では、次世代では当たり前と言われるデジタル技術を使いこなす企業を増やし、希望が溢れる未来を創るために、DX推進人材育成、新規事業創出支援、地方創生、政策提言など通して日本におけるDXの推進に取り組んで参ります。
活動内容
1.DX推進人材の育成や組織づくりの支援
2.DXに関するイベントや勉強会の開催、講師派遣
3.地域におけるDX推進に関するプロジェクト
4.DXの啓蒙・普及・政策提言
5.情報提供
理事紹介
眞柄 泰利
サイバートラスト株式会社 代表取締役会長
一般社団法人セキュアIoTプラットフォーム協議会理事
NPO法人ブロードバンドスクール協会理事長
1982年 University of Hawaii, Bachelor of Science in Information and Computer Science
1982年 大沢商会入社
1983年 日本ソフトバンク株式会社(現ソフトバンクグループ株式会社)入社
1985年 株式会社ジャストシステム入社
1993年 マイクロソフト株式会社(現日本マイクロソフト株式会社)入社、Officeプロダクトマーケティング部長、執行役員OEM営業本部長、執行役員専務としてOEM、SMBと全国のパートナーならびに営業拠点管掌
2010年 エナジー・ソリューションズ株式会社 監査役(現任)
2011年 サイバートラスト株式会社 取締役執行役員 経営戦略管掌
2012年 同社(旧サイバートラスト社) 代表取締役社長
2017年 ソフトバンク・テクノロジー株式会社 常務執行役員 Research & Business Development本部長
2017年 旧サイバートラスト社とミラクル・リナックス社の合併により新生サイバートラスト上級副社長就任
2018年 サイバートラスト株式会社(新生サイバートラスト) 代表取締役就任(現任)
2023年 同社代表取締役会長就任
森戸 裕一
ナレッジネットワーク株式会社代表取締役
総務省 地域情報化支援アドバイザー
内閣官房 シェアリングエコノミー伝道師
サイバー大学 教授
名古屋大学 客員教授
ナレッジネットワーク株式会社 代表取締役
PORTO株式会社 代表取締役
直方市CIO補佐官
次世代人材育成支援として、2003年よりNPO法人学生ネットワークWANの活動を開始。全国の企業経営指導、地方創生支援などの経験から大学では地方創生などのゼミを担当する。総務省地域情報化アドバイザーとして、全国の自治体のRPA導入支援、地場産業のDX推進を支援。
加藤 雅士
株式会社目標管理トレーニング 代表取締役
一般社団法人 人材教育研究所 代表理事
一般社団法人 日本教育推進財団 評議員
学校法人立志舎 IT分野教育課程編成委員
現 学校法人立志舎にて、主に情報処理技術者試験や税理士などの受験指導を担当する。その後、富士通へ転職し、財務パッケージソフトのシステムエンジニア、ITベンチャーでアカウンティング・マネージャーとして株式公開業務に携わる。その後、株式会社TBCソリューションズにて取締役就任し、企業研修及び経営コンサルティング事業を行う。2007年に独立し、現在に至る。
JDXアドバイザー 紹介
日本デジタルトランスフォーメーション推進協会では、1つの組織や1つの業界だけでは実現できない、多様な業界のトップランナーの知見が必要だと考え、アドバイザー制度を立ち上げています。DXを推進するプロフェッショナルなアドバイザー陣とともに、日本のDXを加速させます。
阿部 慎吾
Bridge International Asia Sdn Bhd 代表取締役社長
1973年、愛媛県生まれ。1997年にマイクロソフト日本法人に入社し、17 年に渡りマーケティング部門や営業部門を経験したのち、2014年に同社を退職。同年、マレーシアへ移住してマレーシア法人としてTK International Sdn. Bhd.を創業し、代表取締役社長に就任。 2023年にTK International Sdn Bhdはブリッジインターナショナル株式会社のグループ会社に参画し、Bridge International Asia Sdn Bhdに社名変更。同法人の代表取締役社長に就任。総合マーケティング企業として、デジタル技術を活用した拡販施策や営業支援など、マレーシアで100 社以上の海外事業をサポートした実績を有する。
石山アンジュ
一般社団法人Public Meets Innovation代表
一般社団法人シェアリングエコノミー協会事務局長
内閣官房シェアリングエコノミー伝道師
1989年生まれ。シェアリングエコノミーの普及、規制緩和・政策推進・広報活動に従事。総務省地域情報化アドバイザーほか厚生労働省・経済産業省・総務省などの政府委員も務める。2018年10月ミレニアル世代のパブリックとイノベーターをつなぎイノベーションに特化した政策を立案し世の中に広く問いかけるシンクタンク一般社団法人Public Meets Innovationを設立。ほかNewsPicks「WEEKLY OCHIAI」レギュラーMC出演を務めるなど幅広く活動。Business Insider Japan 固定観念を打ち破り世界を変える『Game Changer 2019』46人に選出。国際基督教大学(ICU)卒、新卒で株式会社リクルート、株式会社クラウドワークス経営企画室を経て現職。著書「シェアライフ-新しい社会の新しい生き方(クロスメディア・パブリッシング)」
市川 祐子
マーケットリバー株式会社 代表取締役
元楽天IR部長。楽天(現楽天グループ)で12年間、NECエレクトロニクス(現ルネサスエレクトロニクス)で3年間、IR、資金調達、に加えて東証一部上場(NECエレクトロニクスはNECからの分社上場、楽天ではジャスダックからの指定替え)にも従事。
楽天在籍中、Institutional Investor誌 Best IR Professionalsに5年連続ランクイン。
旭ダイヤモンド工業(東証プライム)、クラシコム(東証グロース)、Stroly(未上場)、ユアマイスター(未上場)で社外役員を務める。
著書に『楽天IR戦記 「株を買ってもらえる会社」のつくり方』、『ESG投資で激変!2030年会社員の未来』(いずれも日経BP社)。
木村 哲也
旭鉄工株式会社 代表取締役社長
i Smart Technologies株式会社 代表取締役社長
1992年東京大学大学院工学系修士修了。トヨタ自動車に21年勤務、主に車両運動性能の先行開発・製品開発に従事。また、生産調査部でトヨタ生産方式を学ぶ。2013年にトヨタ自動車の1次仕入先である旭鉄工に転籍。「人には付加価値の高い仕事を」をスローガンとし、IoT技術を用い設備稼働状況を可視化するシステムを構築。運用や社内風土など多くの工夫を重ね、収益・品質・風土面で大きな改革を実現、「第7回 ものづくり日本大賞 特別賞」をはじめ数多くの賞を受賞。この変革を他社でも実現するために「i Smart Technologies」を設立。「儲かるIoTモニタリング」だけでなく、必要な知識を得るためのe-learningや、改善力向上サービスまで、自社で培ったノウハウを100社以上に幅広く展開。著書に『Small Factory 4.0 第四次「町工場」革命を目指せ!』(三恵社)がある。
佐野 勝大
サイバートラスト株式会社副社長
日本アイ・ビー・エム(株)を経て、マイクロソフト(現日本マイクロソフト)(株)Embedded Windows 関連製品担当後、市場戦略担当業務執行役員兼米Microsoft Corporation Directorを歴任した。2008年から(株)MTIで上席執行役員モバイルサービス事業本部副本部長を担当後、2010年から(株)ユビキタスAIコーポレーション(旧ユビキタス)にて取締役、代表取締役社長に就任。2019年7月より現職。
JASA 理事副会長、九州工業大学客員教授
津田 佳明
ANAホールディングス株式会社
執行役員 未来創造室長 兼 新規事業開発部長
1992年に東京大学経済学部を卒業後、ANAに入社し福岡支店に配属。5年間の旅行代理店セールスを経て1997年に営業本部に異動。航空運賃自由化、ダイレクト販売推進、レベニューマネジメント体制構築、沖縄貨物ハブ設立など、新たなビジネスモデルの創造に参画。2013年の持株会社制移行を機にANAHDへ出向し経営企画課長。2016年にイノベーション創出部隊として設立したデジタル・デザイン・ラボをリードし、2019年よりアバター準備室を設立し室長を兼任。2020年4月よりグループ経営戦略室事業推進部長としてエアライン以外の事業ポートフォリオの見直しを行い、2021年4月より経営企画部長に就任。2022年4月に編成された未来創造室の室長を兼任。
中山 五輪男
アステリア株式会社
CXO(Chief Transformation Officer/最高変革責任者)
首席エバンジェリスト
長野県生まれ。法政大学工学部卒業。複数の外資系ITベンダーおよびソフトバンクを経て、富士通の理事/首席エバンジェリストとして幅広く活動。2022年5月よりアステリアCXOに就任。ソフトバンク在籍時には、iPhone/iPadのエバンジェリストとして主にビジネスユーザへの訴求活動に邁進し、日本におけるスマートフォンの普及に大きく貢献した。スマートデバイス、クラウド、ロボット、AI、IoTの5分野を得意分野とし、年間約300回の全国各地での講演活動を通じてビジネスユーザーへの訴求活動を実践している。様々な書籍の執筆や複数のTV番組出演での訴求など日本を代表するエバンジェリストとしての活動をしつつ、国内30以上の大学での特別講師も務めている。
西脇 資哲
日本マイクロソフト株式会社 エバンジェリスト・業務執行役員
日本経済新聞で紹介されたIT「伝道師/エバンジェリスト」。
2013年には日経BP社から “世界を元気にする100人” にも選出。
1996年から13年間、日本オラクル株式会社にてマーケティング担当として従事し、現在はマイクロソフトにて多くの製品・サービスを伝え広めるエバンジェリスト。講演や執筆活動も行い、IT 企業だけでなく、製造業、金融業、官公庁から小学校、中学校、高校や大学でのプレゼンテーション講座を幅広く手がける。著書に「エバンジェリストの仕事術」、「プレゼンは “目線” で決まる」、「新エバンジェリスト養成講座」など。
TOKYO FM 「エバンジェリストスクール!」のパーソナリティーを乃木坂46とともに3年間と務める。
古長由里子
日本アイ・ビー・エム株式会社
戦略コンサルティング & デザイン統括 理事
IBMのイノベーション共創プログラム「IBM BlueHub」を通じて、スタートアップ企業支援、大企業とスタートアップの協業を推進する。クラウド・コンピューティングやサービス事業のマーケティング、ビジネス開発の経験を活かして、産学官連携の地域オープン・イノベーションや企業のデジタル人材育成にも従事。2016-2018年に 九州の中核企業やスタートアップ、地元コミュニティとのコラボレーション施策「INNOVATE HUB KYUSHU」を主催。2019年より大学との産学協創プログラムに携わる。枠を超えた協働やコミュニティ形成を志向する。
松本 国一 氏
富士通株式会社 シニアエバンジェリスト
1991年 富士通へ入社。情報・通信・モバイルの合計16部門42部署でソフト/ハードの設計から製品・事業企画/販売 推進/営業支援までIT関連業務に様々従事。現在、多彩な業務経験を活かしシニアエバンジェリストとして活躍中。雑誌や新聞、Web、ラジオなど多くのメディアで、デジタルトランスフォーメーションや働き方改革などの紹介や著名人との対談、ほか学会誌執筆や複数の高校・大学で講義など幅広く活躍中。
年間200回を超える全国各地での講演活動や年間200社を超えるデジタル関連相談を通じ、IT全般の活用やデザインシンキング・ワークショップを用いた各企業・団体でのデジタルトランスフォーメーション・働き方改革支援活動を実践、様々なメディア、業界誌への執筆なども務めている。
間下 直晃
株式会社ブイキューブ代表取締役社長CEO
1977年生まれ、慶應義塾大学大学院修了。慶應義塾大学在学中の1998年、Webソリューション事業を行なう有限会社ブイキューブインターネット(現:株式会社ブイキューブ)を設立。その後、ビジュアルコミュニケーション事業へ転換し、2008年よりWeb会議市場における国内シェアナンバーワンを獲得、その後も12年連続で首位を獲得している。
Evenな社会の実現をミッションに掲げ、大都市一極集中、少子高齢化社会、長時間労働、 教育・医療格差などをビジュアルコミュニケーションを通じて解決し、社会を担うすべての人が機会を平等に得られる社会の実現を目指す。
2013年12月に東京証券取引所マザーズ市場へ上場。2015年7月に東京証券取引所市場第一部へ市場変更。2015年に株式会社センシンロボティクス(旧:株式会社ブイキューブロボティクス)を設立し、ドローンなどのロボティクスを活用したソリューション展開にも取り組む。
経済同友会幹事、規制・制度改革委員会委員長
松田 美幸
公益財団法人九州先端科学技術研究所 特別研究員
元福津市副市長
戦略経営・組織改革のコンサルタントを経て、2011年、福岡地域戦略推進協議会(FDC)の設立に参画。福岡都市圏の成長戦略策定や、市民発のイノベーション創出のプロジェクト、MICEプロジェクトなどを担当。公立大学法人福岡女子大学学長特別補佐及び福岡県男女共同参画センターあすばるでセンター長を務めた際には、女性活躍推進のさまざまなプロジェクトを立ち上げ、リーダー人材育成に携わる。2017年12月からは福津市副市長を務める。内閣府男女共同参画会議議員、NPO法人日本ハビタット協会理事、西日本新聞提論執筆者、FBSめんたいワイドのコメンテーターなども務める。
森本 登志男
キャリアシフト株式会社代表取締役
岡山県 特命参与(情報発信担当)
総務省委嘱 地域情報化アドバイザー
総務省委嘱 テレワーク マネージャー
内閣府 外部有識者
G20観光大臣会合 モデレーター
甲南大学 非常勤講師 ほか
岡山県出身。1986年京都大学工学部合成化学科卒業、宇部興産入社。1990年ジャストシステム入社、 1995年マイクロソフト(現・日本マイクロソフト)入社、Microsoft Corporation(米国)勤務、マイクロソフト事業計画室長、市場開発部長、公共営業本部自治体営業部シニアマネージャー等を歴任。
本務の傍ら、上勝町ICT戦略検討委員会アドバイザーなど、地方に出向きICTとマーケティング手法を用いて地域活性化に携わる。
2007年、総務省『高齢者・障害者のICT 利活用の評価及び普及に関する検討会』委員。2011年度佐賀県の最高情報統括監(CIO)に就任。ICT活用の観点から県庁経営に参画し、県庁や県内の情報化を統括するとともに、ICTを活用した県庁全体の業務改革の推進を担う業務に取り組み、基幹情報システムの開発・運用コストの大幅削減や4000人の全職員を対象としたテレワークの導入を行う。第16回日本テレワーク協会会長賞受賞(佐賀県庁として)
2012年、佐賀県鹿島市の日本酒のブランディングを成功させた「鹿島酒蔵ツーリズム®」を立ち上げ、2日間で8万人が集まるイベントに成長。2014年、235万再生を超える『恋するフォーチュンクッキー 佐賀県庁 Ver. / AKB48[公式] 』を企画し全国的なムーブメントを作るなど、佐賀県の知名度向上に貢献し、2016年3月末で5年の任期を終了。
2007年より総務省地域情報化アドバイザー。2014年より総務省ICT地域マネージャー。2014年、都道府県CIOフォーラム会長。
2014年、九州総合通信局長賞受賞。2015年、内閣府『公共サービスイノベーション・プラットフォーム』外部有識者。
2016年より、内閣府クールジャパン・地域プロデューサー、総務省テレワークマネージャー。
2016年4月から2018年3月まで大館市政策情報収集組織(シンクタンク)コーディネーター。
2016年4月から県特命参与(情報発信担当)、佐賀県情報エグゼクティブアドバイザー、総務省テレワークマネージャーなど全国の地方活性化に幅広く活動中。
2017年「あなたのいるところが仕事場になる」を上梓し、キャリアシフト株式会社を設立。テレワーク・働き方改革での講演や導入支援活動を積極的に行っている。
2019年G20北海道倶知安観光大臣会合 ではモデレーターを務めた。
八子 知礼
株式会社INDUSTRIAL-X代表取締役
1997年松下電工(現パナソニック)入社、宅内組み込み型の情報配線事業の商品企画開発に従事。その後、介護系新規ビジネス(現NAISエイジフリー)に社内移籍、製造業の上流から下流までを一通り経験する。その後、後にベリングポイントとなるアーサーアンダーセンにシニアコンサルタントとして入社。2007年、デロイトトーマツ コンサルティング合同会社に入社後、2010年に執行役員パートナーに就任。2014年にシスコシステムズに移籍し、ビジネスコンサルティング部門のシニアパートナーとして同部門の立ち上げに貢献した。一貫して通信/メディア/ハイテク業界中心のビジネスコンサルタントとして新規事業戦略立案、バリューチェーン再編等を経験。2016年4月より株式会社ウフルIoTイノベーションセンター所長としてさまざまなビジネスエコシステム形成に貢献した。2019年4月に株式会社INDUSTRIAL-Xを起業、代表取締役に就任する。著書に『図解クラウド早わかり』(中経出版)、『モバイルクラウド』(中経出版)、 『IoTの基本・仕組み・重要事項が全部わかる教科書』(共著、SBクリエイティブ)、 『現場の活用事例でわかる IoTシステム開発テクニック』(共著、日経BP社)などがある。
日本デジタルトランスフォーメーション推進協会概要
名称 | 一般社団法人日本デジタルトランスフォーメーション推進協会 |
所在地 | 〒102-0074 東京都千代田区 九段南1-5-6 りそな九段ビル5F KSフロア |
理事 | 眞柄 泰利、森戸 裕一、加藤 雅士 |
事務局長 | 櫻木 諒太 |